ページ

2016年10月9日日曜日

パソコンを使わずiCloudでiPhoneにデータ移行 | LINEトーク履歴、連絡先、写真もまとめて移行

機種変更したiPhoneにiCloudでデータ移行
パソコンを使わずiCloudで、機種変更したiPhoneに今まで使っていたiPhoneのデータを、移行する方法のまとめ。

iCloudとは、Appleが提供するサービスで、インターネット上のAppleのデータ保管場所(サーバー)にデータを保管してくれるサービス。また、このように、サーバー上にデータを保管しておくことをバックアップという。

サーバーにデータを保管しておけば、iPhoneを機種変更したり、無くしたり壊したりしても、データーを新しいiPhoneに復元できる。iCloudで復元できるデータには、LINEのトーク履歴や友だち、メールデータ、連絡先、写真、インストールしていたアプリ(アプリの配列も)が含まれる。iCloudミュージックライブラリを使用していれば、音楽も転送される。


準備するものは、以下の通り。
  • 機種変更前のiPhoneと機種変更後のiPhone
  • iCloudの容量(数百円/月 で追加購入可能。バックアップ後に契約解除可能。)
  • Wi-Fi接続(データを移行する時、iPhoneは常にWi-Fiに接続しておく。高速なWi-Fiほど、データ移行する時間は短くて済む。)
  • 電源(データを移行する時、iPhoneは常に電源に接続しておく。)
  • Apple IDとパスワード

「Apple IDとパスワード」の確認方法は、「iPhoneでApple IDとパスワードを確認する | 普段使いのArch Linux」にまとめたので、このページから確認して下さい。

古いiPhoneを携帯電話ショップで下取りに出しても、機種変更後1週間程度はデータ移行のため古いiPhoneを貸してくれるので、機種変更後にデータのバックアップを行うこともできる。

データ移行の方法は、以下の手順で行う。
  1. iCloudの容量の確認、必要であれば購入
  2. 古いiPhoneからiCloudへデータのバックアップ
  3. iCloudから新しいiPhoneへデータの復元
  4. iCloudの容量を購入した場合は、購入の解除


iCloudの容量と移行データの容量の確認
iCloudの容量と料金
iCloudに保存できるデータの容量は、5GBまでとなっている。バックアップしたいiPhoneのデータが、5GBより大きい場合は新たにiCloudの容量を購入する必要がある。金額は、
  • 5 GB:無料
  • 50 GB:¥130/月
  • 200 GB:¥400/月
  • 1 TB:¥1,300/月
  • 2 TB:¥2,500/月
となっている。移行したいデータの容量が5〜50 GBの場合は、データ移行をするときだけ130円を払って、iCloudの容量を50 GBに増やしてデータの移行後に、50 GBの契約を解除すればよい。50〜200 GBの場合は、データ移行にかかる料金は400円となる。

iCloudと移行データの容量の確認
まず、現在使用しているiCloudの容量を確認する。以下の手順は、古いiPhoneをWi-Fiに接続して行う。

iCloudの容量を確認するために、「設定」アプリを起動する。


アプリが起動したら、「iCloud」をタップする。


次に、「容量」をタップ。


下の画像の画面を表示され、現在のiCloudの容量が確認できる。「全ストレージ容量」が、現在のiCloudの容量(5 GB)。「使用可能」が、現在空いているiCloudの容量(5 GB)。


次に、バックアップデータの容量を確認する。上の画像の画面で、「ストレージを管理」をタップ。「このiPhone」をタップ。


「次回作成時のサイズ」がバックアップデータの容量になる。(ここでは、17.1 GB)このサイズが「iCloudの空いている容量」より大きい場合は、不足している分iCloudの容量を購入する必要がある。


この画面で、新しいiPhoneに移行するデータと、移行しないデータを選択することが可能。「フォトライブラリ」はiPhoneの写真アプリのデータ、その他LINEアプリのデータ(トーク履歴、友だち、連絡先等)、など必要なアプリのデータをここで選択しておく。iCloudにデータを移行前に、必要なアプリのデータが選択肢あるか必ず確認する。

データの移行が必要ないアプリは、ここで無効にすればデータ移行されない。

iCloudの容量の購入
iCloudの容量が不足していることが分かったので、iCloudの容量を購入する。「バックアップデータの容量」が、「iCloudの容量」より小さかったら、購入の必要はない。

iCloudの容量を購入するため、「設定」アプリを起動する。アプリが起動したら、「iCloud」をタップ。


「容量」をタップ。


「さらに容量を購入」をタップ。


今回移行したい古いiPhoneのデータの容量は、17.1 GBだったので、「50 GB(月額130円)」のプランを選択。


右上の「購入する」をタップ。


「Apple ID」に登録したパスワードを入力する。


「購入手続き中…」のメッセージが表示される。


「クレジットカードの有効期限が切れています。」とのメッセージが表示されたら、「続ける」をタップして、必要なクレジットカード情報を入力する。


クレジットカード情報を入力し終わったら、右上の「終了」をタップ。


「50 GB iCloud ストレージを月額130円で購入しますか?」と表示されるので、「購入する」をタップ。


「購入完了 現在のiCloudストレージの合計は50 GBです。」とのメッセージが表示される。「OK」をタップする。


古いiPhoneからiCloudにデータをバックアップ
iCloudの容量の購入が終わったら、iCloudにデータをバックアップする。iPhone全体のバックアップと、LINEアプリのデータのバックアップを行う。

iPhoneのデータのバックアップ
まず、「設定」アプリを起動する。アプリが起動したら、「iCloud」をタップする。


下の方の「バックアップ」をタップする。


「iCloudバックアップ」が以下のように、OFFになっていたらONにする。


「iCloudバックアップを開始」のメッセージが表示されるので、「OK」をタップ。


「バックアップ機能をオンにしています…」のメッセージが表示される。


「今すぐバックアップを作成」を作成


「バックアップを作成中…」のメッセージが表示される。バックアップが終了するまで、待つ。数GB程度データがあると、バックアップに数時間はかかるので、気長に待つ。


バックアップが終了すると、「バックアップの作成中…」のメッセージが消え、「前回のバックアップ」の時刻が表示されるようになる。これで、古いiPhoneからiCloudへのデータの移行は終了。


LINEアプリのデータのバックアップ
次に、LINEアプリのデータのバックアップを行う。まず、LINEアプリを起動する。


LINEアプリが起動したら、右下の「…」のマークをタップ。次に、右上の「歯車マーク」をタップ。


「設定」画面になるので、「トーク・通話」をタップ。


「トークのバックアップ」をタップ。


「今すぐバックアップ」をタップ。


「データを圧縮中」とメッセージが表示されるので、待つ。


「アップロード中」とメッセージが表示されるので、しばらく待つ。


「バックアップ完了」のメッセージが表示されたら、LINEアプリのバックアップは終了。これで、トーク履歴や友だちの連絡先も新しいiPhoneに移行されるようになる。


iCloudから新しいiPhoneへデータの移行
次に、iCloudから新しいiPhoneへデータを復元する。ここからの手順は、新しいiPhoneを使って行う。新しいiPhoneに機種変更したときに、携帯電話ショップ等でデータの復元は行わずに、iPhoneの設定を行った場合は、まずiPhoneを初期化する必要がある。

iPhoneの初期化
iPhoneの初期化をするために、「設定」アプリを起動する。アプリが起動したら、「一般」をタップ。


下の方の「リセット」をタップ。


「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ。


「パスコードの入力」画面になるので、パスコードを入力する。


「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします。」とメッセージが表示されるので、「iPhoneを消去」をタップ。さらに、確認画面で「iPhoneを消去」をタップ。これで、iPhoneの初期化が始まる。


Appleのリンゴマークが表示され、初期化が行われる。


iCloudのバックアップデータを復元
iPhoneの初期化が終わったら、「こんにちは」と表示されるので、スワイプする。


スワイプしたら、以下の「Appとデータ」の画面になるまで、言語、キーボード、Wi-Fiの設定を案内に従って行う。「Appとデータ」の画面になったら、「iCloudバックアップから復元」をタップする。


その後、「iCloudサインイン」の画面になるので、古いiPhoneのときに使用していた「Apple ID」と「パスワード」と同じものを入力する。


「利用規約」が表示されるので、確認したら右下の「同意する」をタップ。


「バックアップを選択」の画面になるので、復元したいバックアップを選択する。基本的には、「最新のバックアップ」を選ぶ。


iCloudからの復元が始まる。時間がかかるので、気長に待つ。


復元が終わると、「アップデートが完了しました」とメッセージが表示されるので、「続ける」をタップ。


「位置情報サービスをオンにする」をタップ。


iCloudキーチェーンの画面になる。iCloudキーチェーンとは、iPhoneで使用しているパスワード情報を、一括管理・保存してくれる機能のこと。キーチェーンをONにしておくと、インターネットサイト等で入力する必要があるIDとパスワードを自動入力してくれるようになる。

もし、この機能を使用していたなら、「iCloudセキュリティコードを使用」をタップ。この機能を使用していなかったら、「パスワードを復元しない」をタップ。


iCloudキーチェーン機能を使う際に設定した「iCloudセキュリティコード」を入力する。


SMSで「iCloudキーチェーン確認コード」が送られてきて、「確認コード」が自動で入力されるので、しばらく待つ。


「Siri」や「指紋認証」の設定を行う。


設定が終わると「ようこそiPhoneへ」と表示されるので、「さあ、はじめよう!」をタップ。


「Appとメディアを復元中」とメッセージが表示されるので、「OK」をタップ。


アプリについては、以前ダウンロードしたものが再度ダウンロードされ、古いiPhoneと同じアプリが使えるようになる。「待機中…」と表示されているアプリは、ダウンロードとインストールが終わるまでしばらく待つ。


写真のデータ確認のため、「写真」アプリを起動する。新しいiPhoneにデータを移行した直後は、写真は「ダウンロード中…」となって画像が表示されない。しばらく待つと、ダウンロードが終わり、ダウンロードされた画像から順次表示されるようになる。


LINEのトーク履歴と友だちの復元
Appのダウンロードが終わり「待機中…」の表示が消えたら、LINEアプリを起動する。


「本人確認が必要です」とメッセージが表示されるので、「本人確認する」をタップ。


iPhoneの「電話番号」を入力。


電話番号を入力すると、SMSに4桁の「認証番号」が送られてくるので、「メッセージ」アプリから確認する。


送られてきた「認証番号」を入力して、「次へ」をタップ。


認証ができると、トーク履歴、友だち等が復元される。


ezwebメールの復元
auの場合、「ezweb.ne.jp」ドメインのauのメールを復元する必要がある。まず、http://cs.kddi.comにiPhoneからアクセスする。「iPhone設定ガイド」をタップ。


「STEP 1 メール初期設定」をタップ。


「メール初期設定へ」をタップ。


携帯電話番号を入力して「次へ」をタップ。


「次へ」をタップ。


右上の「インストール」をタップ。


iPhoneのパスコード(暗証番号)を入力する。


警告の画面になるが、右上の「インストール」をタップ。


「インストール」をタップ。


右上の「完了」をタップ。


「メール初期設定」が完了し、「メール」アプリから「ezweb.ne.jp」のauの携帯電話会社アドレスが使えるようになり、過去のメールデータも復元される。


追加で購入したiCloudの購入解除
バックアップデータの容量が大きく、iCloudの容量を購入した場合は、データ復元後に購入を解除する。解除しないと、容量に応じて毎月使用料金がクレジットカードに請求される。支払っても問題なければ、iCloudの容量はそのままでよい。

ただし、写真データのダウンロード等には時間がかかるものがあるので、重要なアプリのデータについては、完全にデータが復元したことを確認してから、購入を解除する。購入を解除すると、iCloudの容量が減ってしまうため、データの復元ができなくなる。

iCloudのバックアップデータを削除
iCloudの購入している容量を減らすためには、iCloudに保存しているデータを削除する必要がある。まず、「設定」アプリを起動し、「iCloud」をタップ。


「容量」をタップ。


「ストレージを管理」をタップ。


古いiPhoneのデータ「iPhone 17.2 GB」から削除する。「iPhone 17.2 GB」をタップ。


「バックアップを削除」をタップ。


「オフにして削除」をタップ。


「削除中…」のメッセージが表示される。


次に新しいiPhoneのバックアップデータを削除する。「iPhone このiPhone 17.2 GB」をタップ。


下の方の「バックアップを削除」をタップ。


「オフにして削除」をタップ。これで、iCloud上のデータの削除は完了。


iCloudの容量の購入解除
iCloudの容量を元の「5 GB 月額無料」に戻す。「設定」アプリを起動し、「iCloud」をタップ。


「容量」をタップ。


「ストレージプランを変更」をタップ。


「ダウングレードオプション」をタップ。


Apple IDのパスワードを入力して、「OK」をタップ。


「5 GB 無料」をタップ。


右上の「完了」をタップ。


「ダウングレード」をタップ。これで、iCloudの容量のダウングレードは完了。作業した直後は、購入した容量が維持されるが、購入した日から1ヶ月後に、iCloudの容量は自動的に5 GBに戻る。



参考:
[1]iPhone、iPad、または iPod touch をバックアップから復元する - Apple サポート
[2]iCloud: iCloud から iOS デバイスを復元またはセットアップ

スポンサーリンク

スポンサーリンク


関連コンテンツ


この記事をシェアする

スポンサーリンク

4 件のコメント:

  1. 操作が複雑すぎるけどLINEのデータまでも移行できたらいいですね。

    返信削除
    返信
    1. 記事をご覧いただき、ありがとうございます。
      確かに、操作の手順が多いですね。もう少し簡単にデータ移行できる仕組みを作ってほしいものです。

      削除
  2. iCloudは便利だが無料で使える容量は5GBだけで、ネット環境によりバックアップや復元なども時間が掛かるので、個人的にはパソコンで移行する方が好きです

    返信削除
    返信
    1. コメントいただき、ありがとうございます。
      おっしゃる通りです。自分もiTunesでパソコン上に、バックアップしています。記事を書いておきながらですが…
      最近はパソコンを所有していない方も多いので、そのような方に役立ったらと思います。

      削除