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2020年12月6日日曜日

CUPSのアップデートによりArch Linuxで印刷できなくなった時の対処法

CUPSのアップデートによりArch Linuxで印刷できなくなった
最近のCUPSのアップデートによりsystemdのサービス(デーモン)の名前が変更された。この名前の変更により、CUPSサービスの自動起動の再設定が必要となった。

もし、最近のArch Linuxのアップデート後に、プリンターが認識されなくなり印刷ができなくなった場合は、このアップデートが原因の可能性が高い。

この記事では、CUPSのアップデート後にすべき、CUPSのサービスの自動起動の再設定方法について解説する。印刷時にプロプライエタリなドライバを使用し、CUPSを使用していない環境では今回の対応は不要。


2018年12月30日日曜日

LibreOfficeを使ってLinuxで年賀状作成

LibreOfficeを使ってLinuxで年賀状作成
LibreOfficeを使ってLinuxで年賀状を書いていて、今年で4年目。毎年、印刷ができなかったり、表示がずれたり何かしらトラブルは起きてしまう。

1年に1回の行事なので、毎年1年前の記憶を呼び起こしつつ、年末にトラブルの対処法を模索するのも恒例になってきた(笑)

毎回なんとか試行錯誤してトラブルも解決できて、対処法も分かってきた。ここで、トラブルの対処法も含めて、LibreOfficeを使ってLinuxで年賀状を書く方法を記事にまとめておこうと思う。


2018年2月3日土曜日

CUPSのアップデートでヘルパーのユーザとグループが変更

CUPSヘルパーのユーザとグループが変更
CUPS 2.2.6-2以降で、CUPSヘルパーが使うユーザとグループが変更になった。これまで、ユーザはdaemon、グループはlpが使われてきたが、CUPS 2.2.6-2以降ではユーザ、グループともにcupsが使われるようになった。

CUPS 2.2.6-2のビルドファイルには、以下のように書かれている。
...
+ # use fixed cups user (id 209) since systemd adds "lp" group without a fixed id
...
-     --with-cups-user=daemon \
-     --with-cups-group=lp \
+     --with-cups-user=209 \
+     --with-cups-group=209 \
...


2017年12月28日木曜日

LibreOffice Writerで縦書きできない・印刷時にクラッシュする時の対処法

LibreOffice Writerで縦書きができない
年賀状を印刷する際、LibreOffice Writerで宛名面を印刷する際、ハマったのでその内容を記しておく。LinuxのLibreOffice Writerで縦書きする人なんて、ほとんどいないと思うので「誰が読むんだ?」っていう記事ですが…

症状としては、LibreOffice Writerで日本語で縦書きすると、きれいに表示されなかったり、縦書きの文章の印刷時にWriterがクラッシュする。結論から言うと、原因は縦書きで使うフォントにある。

Google Notoフォント(源ノ明朝、源ノ角ゴシック)を使うと、縦書きした時に長音符(ー)がうまく表示されなかったり、印刷時にクラッシュしたりする。一方で、IPAexフォント(IPAex明朝、IPAexゴシック)を使って縦書きするとこのような問題は発生しなかった。したがって、縦書きしたいときには、不具合が起きないフォント(IPAexフォント等)を使ってください。

Webで探してもこのような症状はほとんど見当たらなかったので、Arch Linuxで使っているNotoフォントのパッケージか、LibreOffice Writerに問題があるのではないかと思う。パッケージのバージョンは、以下の通り。
  • Notoフォント:noto-fonts-cjk-otf 20170601-3(AURパッケージ)
  • LibreOffice (Writer):libreoffice-fresh 5.4.4-1



2016年2月17日水曜日

Arch Linuxでプリンタ印刷

Arch Linuxでプリンタ印刷
以前プリンタの印刷は記事にしたが、改めてまとめておく。ドライバとしてメーカー製ドライバを使う方法と、OSSのGutenprintドライバを使う設定、及びその違いについての内容も加えて、詳しく書いておく。環境は、GNOME 3.18.2, プリンタ: Canon Pixus MG5130(USB接続)。

2020年12月6日 修正
CUPSのサービス(デーモン)の名前を、「org.cups.cupsd」から「cups」へ変更。CUPSのアップデート(2.3.3-3 -> 1:2.3.3op1-1)による変更。

パッケージのインストールとCUPSデーモンの起動
印刷関連で必要となりそうなパッケージを、インストールする。cups-pdfは印刷をPDFファイル出力する際に、必要となる。a2psはOpenOfficeの印刷で必要となるとのこと。
# pacman -S cups ghostscript gsfonts cups-pdf poppler a2ps

パッケージがインストールできたら、CUPSのデーモンを起動する。
# systemctl enable --now cups.service

2016年2月13日土曜日

LibreOfficeの印刷とPDFの印刷ができない

いつからかLibreOfficeとPDFの印刷ができなくなっていた。年賀状を作るときに印刷ができなくなっていることに気づいたが、どうすれば元のように印刷できるようになるか、結構時間をかけて調べても分からず、ずっと原因を探していた。cupsやcnijfilterの再インストールなど試してみたが、改善しなかった。

色々と試した結果、CUPSのpdftops-renderer-defaultを設定することで、印刷ができるようになった。その時の症状と、対策を記事にしておく。環境は、GNOME 3.18.2, cups 2.1.3-1, cups-filters 1.8.1-1, Printer: Canon Pixus MG5130(USB接続), Priter Driver: cnijfilter-mg5200 3.40-11(mg5100としてインストール)。また、ユーザーはsysグループに入っている。

あらかじめインストールされている、関係しそうなパッケージを挙げておく。
cups, cups-filters, libcups, cups-pdf, cups-pk-helper, ghostscript, gsfonts, cnijfilter-mg5200, a2ps, poppler, poppler-data, poppler-glib, system-config-printer, libreoffice-still

印刷の症状
印刷したときの現象
すべての印刷ができなくなったというわけではなく、アプリケーションによって印刷できるものとできないものがあった。印刷できないアプリケーションで印刷を実行すると、印刷のジョブはプリンタまで送信され、プリンタの液晶に「処理中です。しばらくお待ちください...」と表示されるものの、何も印刷せずにプリンタはスタンバイの状態に戻ってしまう。パソコン側にも、印刷ジョブが正常に送信されたポップアップと完了したポップアップが表示される。



CUPSのエラーログを見ても、印刷できていた時と同じエラーが出ているのみ。LogLevelをdebugにしても変わらず。
$ less /var/log/cups/error_log

...
W [11/Feb/2016:23:20:03 +0900] CreateProfile failed: org.freedesktop.ColorManager.AlreadyExists:profile id \'MG5100-Gray..\' already exists
W [11/Feb/2016:23:20:03 +0900] CreateProfile failed: org.freedesktop.ColorManager.AlreadyExists:profile id \'MG5100-RGB..\' already exists

また、Capturing print job dataに従って、エンキューされたファイルをキャプチャしてみたが、問題なくPDFファイルが/var/spool/cups/に格納されており、不具合の原因は分からず。

2014年12月30日火曜日

Arch Linuxで年賀状作成 | LibreOfficeを使って年賀状作成

2018年12月30日 更新
エラーが出た場合の対処法などを加筆したりして、新たに記事を書き直しました。最新の方法は下の記事に書いてあります。

2018年12月30日
LibreOfficeを使ってLinuxで年賀状作成 | 普段使いのArch Linux

Arch Linuxで年賀状作成
※本記事の方法だと、エラーが出る場合があります。以下の記事は残しておきますが、参考にするのは推奨しません。

Arch Linuxで年賀状を作成する。とりあえず、Linuxで動くアプリを探してみた。Adobe Airで動くアプリではがきデザインキット、PrintMagicがあると分かったので試してみたが、両方とも使えなかった。はがきデザインキットは、起動しても以下のようなI/Oエラーが出て、灰色のウィンドウが開くだけ。Adobe Air 2.5だとエラーが出ないとか、lib32-libgnome-keyringが必要だとか情報はあったが、結局よく分からず。
$ DESKTOP_SESSION="gnome" /opt/adobe-air-sdk/bin/adl -nodebug /opt/airapps/design_kit/META-INF/AIR/application.xml /opt/airapps/design_kit/

Gtk-Message: Failed to load module "atk-bridge"
Gtk-Message: Failed to load module "canberra-gtk-module"
I/O warning : failed to load external entity "/etc/opt/Adobe/certificates/AIR/crypt//config.xml"
Unable to parse Document: /etc/opt/Adobe/certificates/AIR/crypt//config.xml. 
libgnome-keyring.so: cannot open shared object file: No such file or directory
libgnome-keyring.so: cannot open shared object file: No such file or directory
libgnome-keyring.so: cannot open shared object file: No such file or directory
Error: EncryptedLocalStore database access error




一方、PrintMagicは起動はするものの、アップデートは2011年からされていないし、印刷の文字が汚すぎて使いものにならない。



結局、LibreOfficeを使って、年賀状を作ることに。環境は、GNOME 3.14.2、プリンタはCanon MG5130。

2014年11月23日日曜日

Arch Linuxでプリンタが認識されなくなった (Can't see printer on Arch Linux)

先日のアップデートで、Arch Linuxでプリンタが認識されなくなった。調べてみたら、cups (1.7.5-1 -> 2.0.0-2) 及び、cups-filters (1.0.61-1 -> 1.0.61-2) のアップデートが原因。確かに、
[2014-10-31 21:00] [ALPM-SCRIPTLET] > systemd unit names have been renamed
[2014-10-31 21:00] [ALPM-SCRIPTLET] > you should systemctl stop and disable cups.service and
[2014-10-31 21:00] [ALPM-SCRIPTLET] > systemctl daemon-reload, start and enable org.cups.cupsd.service

というlogが残っていた。以下、プリンタを認識できるようにするための設定。

自分の場合、意味なかったがcups.serviceの停止をする。
# systemctl stop cups.service

Failed to stop cups.service: Unit cups.service not loaded.

cups.serviceはもう使われないので、無効にする。
# systemctl disable cups.service

Removed symlink /etc/systemd/system/printer.target.wants/cups.service.

cups.service代替のorg.cups.cupsd.serviceを有効にする。
# systemctl daemon-reload
# systemctl start org.cups.cupsd.service
# systemctl enable org.cups.cupsd.service

Created symlink from /etc/systemd/system/printer.target.wants/org.cups.cupsd.service to /usr/lib/systemd/system/org.cups.cupsd.service.
Created symlink from /etc/systemd/system/sockets.target.wants/org.cups.cupsd.socket to /usr/lib/systemd/system/org.cups.cupsd.socket.
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/org.cups.cupsd.path to /usr/lib/systemd/system/org.cups.cupsd.path.

これで、プリンタがGNOME Settingsから認識されるようになった。




参考:
[1]Printing problem with ArchLinux and Gnome 3.14 and cups service

2014年2月27日木曜日

Arch Linuxでプリンタ設定 | CUPS, Canon MG5130ドライバ, GNOMEプリンタの設定

プリンタ印刷の設定を解説した最新記事は、Arch Linuxでプリンタ印刷です。こちらを参考にしてください。

Arch Linuxでプリンタ(Canon MG5130)が使えるように設定する。デスクトップ環境はGNOME3.10.2。プリンタはインクジェットのCanon MG5130。PCにUSBケーブルで、プリンタがつながっている。

#2014/11/23追記
2014/10/30あたりのcupsのアップデートでsystemdのユニット名が変わったので注意。libcups 2.0.0より古いバージョンは、cups.serviceで、libcups 2.0.0以上のバージョンはorg.cups.cupsd.service。

cupsのインストール(libcups 2.0.0以上のバージョン)
cups, libcupsをpacmanからインストールする。(gsfontsも必要らしいが、evinceの依存関係でインストール済み。)
# pacman -S cups libcups

cupsをsystemctrlから有効にする。
# systemctl enable org.cups.cupsd.service

cupsのインストール(libcups 2.0.0より古いバージョン)
cups, libcupsをpacmanからインストールする。(gsfontsも必要らしいが、evinceの依存関係でインストール済み。)
# pacman -S cups libcups

cupsをsystemctrlから有効にする。(公式wikiでは、cupsd.serviceとなっているが、cups.serviceなので注意!)
# systemctl enable cups.service

cupsが起動すると、プリンタの追加を選択できるようになる。cupsの設定の後は、ドライバの設定が必要。



#2014/11/23追記ここまで