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2018年3月11日日曜日

Wayland上のVLC 3.0で動画を再生するとフリーズする時の対処法

Wayland上のVLC 3.0で動画を再生するとフリーズする
VLC 3.0にアップデートしてから、VLCの設定をいじっていたら動画再生時にシステムがフリーズするようになってしまった。

VLCだけのフリーズであればまだましだが、マウスもキーボードも何も効かなくなり、PCの主電源を強制的に切るしかなくなってかなりに困った。

この記事では、Wayland上でVLCをフリーズさせないように動画を再生するための、注意点と設定方法を紹介する。


VLC 3.0へのアップデートでWayland上でのフリーズ問題が解決

VLC 3.0へのアップデートでWayland上でのフリーズ問題が解決
2018年2月9日にVLC 3.0が公開された。VLC 3.0になり、SMB、FTP、SFTP、NFSプロトコルのサポート、360度ビデオ、3Dオーディオ、HDRへの対応、HDオーディオコーデックのHDMIパススルーへの対応など、非常に多くの機能が追加れた。

VLC 3.0へのアップデートで、個人的にうれしかったのは、Wayland上でのフリーズ問題が解決されていたこと。VLC 2.xまでは、Waylandをディスプレイサーバーとして使い、VLCで動画再生中にシークバー上にマウスポインタを持ってくると、VLCがフリーズする問題が発生していた(「Wayland上でVLCがフリーズする | 普段使いのArch Linux」)。

この記事では、Wayland上でVLC 3.0を使う方法と実際の動画再生の様子を紹介する。


VLC 3.0へのアップデートでちらつき(ノイズ)が発生する時の対処法

VLC 3.0へアップデートしたら動画がちらつく
VLC 3.0へアップデートした後、動画を再生してみたら動画の一部がちらつく(ノイズが発生する)ようになった。VLCの設定をいじってみたら、動画のちらつきは消えることが分かった。

この記事に、ちらつきの症状と改善の方法をまとめておく。


2017年9月17日日曜日

Wayland上でVLCがフリーズする

Wayland
Waylandとはディスプレイサーバーの1つであり、これまで多くのディストリビューションで使われてきたXサーバーの代替として開発されている。最近はGNOMEでWaylandがデフォルトのディスプレイサーバーとして使われるようになっており、多くのディストリビューションで採用され始めている。

Waylandは、Xサーバーと比較しても遜色ない程度に使えるようになってきているが、まだ所々不具合がある。最近、本格的にWaylandを使い始めて気づいた不具合について記事にしておく。


2017年4月23日日曜日

Linuxで動画に横線のノイズ(ティアリング)が発生する時の対処法

Linuxで動画再生すると横線のノイズが入る
Linuxで動画を再生すると、横線のノイズやちらつき(いわゆる、ティアリング)が発生することがある。ティアリングが発生すると、以下の動画のように横方向の映像の同期がうまくいかず、動画が横方向にちらついてしまう。動画中のブロックノイズは、動画の解像度が低いために発生しただけで本来は発生していない。


2016年10月29日土曜日

GNOME 3.22 (Wayland) でVLCがクラッシュする時の対処法

GNOME 3.22のアップデート後、VLCがクラッシュする
GNOME 3.22にアップデートしてから、VLCがクラッシュするようになった。原因はGNOME 3.22になってからWayland (XWayland) が、デフォルトのディスプレイサーバーとして使われるようになったためである(Fedora 24のGNOME 3.20では、Waylandをデフォルトのウィンドウサーバーとして採用することは、見送られている)。


2016年3月7日月曜日

アップデート後にVLCが起動しない

パッケージのアップデートをしたら、VLCが起動しなくなってしまった。調べてみると、segfaultを起こしている。
$ vlc

VLC media player 2.2.2 Weatherwax (revision 2.2.2-0-g6259d80)
[00000000012890c8] core libvlc: Running vlc with the default interface. Use 'cvlc' to use vlc without interface.
Segmentation fault (core dumped)

今回の場合、VLCを再インストールすることで元通り起動するようになった。

2015年9月6日日曜日

YouTubeを再生すると他のアプリケーションの音量が小さくなる

ALSAを使っていれば、複数のアプリケーションからの音を同時に再生することができる。しかし、あるアプリケーションから音を出すと、別のアプリケーションの音量が小さくなってしまうことがある。

GNOME Settingsのサウンドの設定をいじるだけで、この問題を簡単に解決することが分かったので、その方法をメモしておく。GNOMEの音量設定をいじるだけで、複数のアプリケーションから均一な音量で、音楽や動画を再生することができる。Arch Linux以外のUbuntuやFedoraなどのディストリビューションでも、GNOMEを使っていれば同様に解決することができると思う。

例えば、FirefoxでYouTubeの動画を再生し、同時にBansheeで音楽を再生してみる。再生中に、GNOMEの「設定」→「サウンド」→「アプリケーション」のタブに移動すると、下の画像のように、アプリケーションごとの音量の状態が確認できる。


2015年5月30日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・カスタマイズ編) | 各種ソフトウェアのインストールとカスタマイズ

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

ソフトウェアのインストールとカスタマイズ
インストール関連記事にしたがって、Arch LinuxのインストールとGUI環境のインストール、日本語化ができたらソフトウェアのインストールとカスタマイズを行う。自分の好みや用途でソフトウェアを選ぶ。

Firefoxのインストール
Firefoxをインストールする。
# pacman -S firefox firefox-i18n-ja

以前使っていたFirefoxがあるなら、プロファイルを~/.mozilla/にコピーする。
$ cp -r firefox ~/.mozilla/

Flash再生のためにflashpluginをインストールする。YouTubeなどはflashpluginがなくても動画再生できるが、一部のサイトではflashpluginが必要になる。ただし、flashpluginをインストールすると、FirefoxでYouTubeを再生した時に日本語の字幕などが表示できなくなる。
# pacman -S flashplugin

FirefoxでJavaコンテンツを再生するためにjreをインストールする。
$ packer -S jre

この記事にしたがってFirefoxとJavaの設定をする。最近は、Javaを必要とするウェブページも少ないし、脆弱性の元になりやすいので、Javaが必要でなければインストールしなくてよい。

2013年10月14日月曜日

VLCのアップデートで再生時にノイズが発生 (noise when upgraded vlc, 2.1.0-2 -> 2.1.0-3)

昨日のアップデートでVLCの再生時に音声が再生されず、ノイズが出るようになった。VLCのバージョンがvlc-2.0.5の時に似た問題があったらしいが[1]、今回のバーションは2.1.0でノイズが出る問題は報告されていない。今回のアップデートでの問題は、VLCの音声の設定で出力モジュールを変更したら解決した。

方法
VLCの「設定」→「オーディオ」→「出力モジュール」でALSAから「Pulseaudio出力」に変更。これで、正常に音声が再生されるようになった。同じ時期にgnome3.10へのアップデートもあったので、それが原因であった可能性もある。




参考:
[1] [solved] vlc has a lot of noise when playing wmv