Windows 10にVMware Workstation Playerをインストールする
仮想マシンを作るソフトウェアとしては、VMware Workstation Player(略して「VMware」とも呼ばれる)とVirtualBoxが有名。どちらも無料で使えるので色んな場面で使われている。VMwareはプロプライエタリであるのに対し、VirtualBoxはオープンソース。したがって、WindowsがホストOSの場合はVMwareを、Linux系のOSがホストOSの場合はVirtualBoxを使うことが多い。
VMwareは商用版も存在しプロプライエタリになっているが、その分VirtualBoxと比較すると高機能になっている点がある。例えば、VMwareはUEFIモードでのゲストOSのインストールへの対応が進んでいるのに対して、VirtualBoxでは対応が遅れている。
VirtualBoxでのUEFIの対応状況は、以下のような状況(VirtualBoxマニュアルより)。
Note that the VirtualBox EFI support is experimental and will be enhanced as EFI matures and becomes more widespread. Mac OS X, Linux and newer Windows guests are known to work fine.Windows 7 guests are unable to boot with the VirtualBox EFI implementation.
Windows 10をゲストOSとして使うのであれば、VMwareを使うのがオススメ。ただし、VMwareをインストールする際は、BIOSの設定なども一緒に行う必要があり注意が必要。BIOSの設定を行わないと64 bitのゲストOSがインストールできなかったり、マルチコアCPUが使えなかったりするため。
この記事では、BIOSの設定方法とWindows 10上にVMwareをインストールする方法を紹介する。