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2016年3月21日月曜日

Arch Linuxインストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, GNOME, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事は「Arch Linuxインストール」のページにまとめてあります。それぞれ好みの設定の記事を見つけて、参照してください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、「Arch Linuxインストール」のページの「OSインストール編」を参照してください。

ここでは、GUI環境としてGNOMEをインストールする方法を解説する。GNOMEは、多くのユーティリティソフトを含み設定ツールも完成されている。初めてインストールする場合は、まずはGNOMEを使ってみるといいと思う。

2016年3月20日日曜日

Arch Linuxインストール (OSインストール編)| UEFI, GPT, XFSを使用してインストール

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

はじめに
Arch Linuxのインストール方法をまとめておく。以下の構成でインストールした。最近、多くのディストリビューションで採用されている、UEFIモード、GPTパーティション、XFSフォーマットで行った。
  • OS: Arch Linux x86_64
  • イメージファイル: archlinux-2016.03.01-dual.iso
  • インストールメディア: DVD
  • インストールモード: UEFIモード
  • パーティショニング: GPT
  • パーティショニングツール: gdisk
  • ストレージフォーマット: XFS
  • ネットワーク接続: DHCP(LANケーブル接続)
  • ブートローダ: GRUB

2015年5月30日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・カスタマイズ編) | 各種ソフトウェアのインストールとカスタマイズ

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

ソフトウェアのインストールとカスタマイズ
インストール関連記事にしたがって、Arch LinuxのインストールとGUI環境のインストール、日本語化ができたらソフトウェアのインストールとカスタマイズを行う。自分の好みや用途でソフトウェアを選ぶ。

Firefoxのインストール
Firefoxをインストールする。
# pacman -S firefox firefox-i18n-ja

以前使っていたFirefoxがあるなら、プロファイルを~/.mozilla/にコピーする。
$ cp -r firefox ~/.mozilla/

Flash再生のためにflashpluginをインストールする。YouTubeなどはflashpluginがなくても動画再生できるが、一部のサイトではflashpluginが必要になる。ただし、flashpluginをインストールすると、FirefoxでYouTubeを再生した時に日本語の字幕などが表示できなくなる。
# pacman -S flashplugin

FirefoxでJavaコンテンツを再生するためにjreをインストールする。
$ packer -S jre

この記事にしたがってFirefoxとJavaの設定をする。最近は、Javaを必要とするウェブページも少ないし、脆弱性の元になりやすいので、Javaが必要でなければインストールしなくてよい。

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, GNOME, 日本語フォント, 日本語入力の設定

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。GNOMEはOSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。

ここでは、GUI環境としてGNOMEをインストールする方法を解説する。GNOMEは、多くのユーティリティソフトを含み設定ツールも完成されている。マシンパワーのないPCを使っている場合を除いて、まずはGNOMEを使ってみるといいと思う。

ユーザー設定など
OSインストールが終わったら、ブートしrootでログインする。
ホストネーム login: root
Password:

rootでログインできたら、root以外の一般ユーザーを作成しておく。"ユーザー名"は適宜変更。
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash ユーザー名

作成したユーザーのパスワードを設定する。
# passwd ユーザー名

作成したユーザーからsudoを使って管理者権限でコマンドを実行できるようにする。visudoをして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを解除する。
# visudo

...
## Uncomment to allow members of group wheel to execute any command
%wheel ALL=(ALL) ALL ←先頭の#を削除する。
...


2015年5月23日土曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, Xfce4, GUI環境

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Xfce4を少し使ってみた感想
インストールして、少し触ってみた感想。カスタマイズとか日本語化とか試していないので、本当の使い勝手は不明。
  • GNOME 2.xと似ている。なので、GNOME 3.xが気に入らなくて、GNOME 2.xを使いたいという人にはおすすめ。
  • 設定アプリ等がしっかりしているので、LXDEより使いやすい。ミニマル度:LXDE > Xfce4 > GNOMEの順。GNOME 3.xだと、余計なものが入りすぎてるけど、LXDEだと物足りないという人はXfce4がいいと思う。
  • pulseaudioを使っていないので、pulseaudioを使いたくない人におすすめ。
  • デフォルトのファイルブラウザThunarのウィンドウ位置が固定されない。いつも中央に出てきた。設定でなんとかなるんだろうか。また、Ctrl + Fでファイル検索してもカレント以下のファイルが検索されない。Ctrl + F以外のファイル検索の仕方が不明。
  • デフォルトのxfce4-terminalは、背景を透明にできる。GNOMEとLXDEにはない利点。


GUI環境をインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。

2015年5月10日日曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, LXDE, 日本語環境, 日本語フォント, 日本語入力の設定

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LXDEを使ってみた感想
  • 確かに軽いんだと思うけど、最近のPCの性能であればGNOMEとかでもサクサク動くので、特にメリットには感じなかった。
  • デフォルトだと外観が、安っぽい。自分で、カスタマイズしないといけない。
  • パネルのアイコンの統一感などを考えると、GNOMEのほうがきれい。GNOMEはテーマとアイコンが統一されている。
  • アプリケーションによっては、ウィンドウ位置が固定されない。LXTerminal、PCManFM(ファイルマネージャ)とうは、ウィンドウ位置が固定されない。一方で、Firefox等は、ウィンドウ位置が固定されている。個人的には、ウィンドウ位置が固定されていたほうが、使いやすいと思った。openboxの設定でどうにかなるかといじってみたが、ウィンドウ位置を固定する方法は分からず。
  • PCManFMのファイル検索が、やや面倒。Ctrl+Shift+Fで検索ウィンドウを開いて、正規表現っぽく入力しなければいけない。厳密な検索をしたい人には嬉しいと思うけど。
  • サウンドサーバで、pulseaudioを使わなくてよい。GNOMEを使わなくデスクトップ環境に移行した最大の理由。pulseaudioを使っていると、アップデートとかしているうちに、ボリュームコントロールがおかしくなったり、アプリケーションから音がでなくなったりしてめんどくさかった。LXDEはALSAしか使っていないので、このような不具合が発生しにくい。
  • LXTerminalの背景は、デフォルトでは透明にはできない。GNOME Terminalは背景が透明にできなくなったが、LXTerminalは透明にできるのではないかと期待していた。一応透明になるが、背後のウィンドウが見えるのではなく、壁紙が見えるだけなので透明になってもあまり意味がなかった。

LXDEのメリットをあまり挙げることができなかったが、LXDEをインストールしてみたい方は以下の手順でインストールしてみてください。

GUIをインストールする前の準備
Arch Linux本体のインストールができたら、GUI環境をインストールする。OSのインストールをまだしていない方は、Arch Linuxインストールのページの「OSインストール編」を参照してください。

2015年2月8日日曜日

Arch Linux インストール(OSインストール編)| UEFI, GPT, XFS, archlinux-2015.02.01-dual.isoでインストール

インストール関連記事
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はじめに
2014年にインストールした頃と微妙に変わっているところがある。大きな変更は、インストールメディアからArch Linuxを立ち上げるときに、UEFIモードではセキュアブートで立ち上げるようになっている。そのため、インストール前に新たな作業が加わっている。あと、Intel CPUのucodeのあたりも変わっている。

今回のインストールは、UEFIで行う。前回2014年に行った時は、UEFIモードでインストールはできたがその後のブートディスクのつなぎ変えでOSを起動できなくなった。そのため、UEFIでインストールしたArch Linuxの使用は諦めていた。

今回、いじってみたらUEFIで起動できなくなっていた原因がわかったので、まとめておく。UEFIモードの起動にはUEFI BIOSの設定が必要だが、使っているマザーボードに依存するので、Arch Wikiに詳しい設定が載ってなく苦労した。

UEFIモードとは
UEFIはBIOSの代替で、最近のマザーボードはBIOSの代わりにUEFIが入っている。UEFI BIOSとも呼ぶ。セキュアブートが可能になったりして、BIOSより高機能なファームウェアになっている。基本的にBIOSモードよりUEFIモードのほうが、高速で起動できるらしい。Arch Linuxの場合、BIOSモードでも起動時間が短いので、UEFIモードにしたからといって起動が早くなったとはあまり感じないが。

セキュアブートとは
ブートローダなどが、OSが起動する前にマルウェアを起動してしまうことなどを防ぐ仕組み。UEFIにおいてセキュアブートが有効になっていると、Microsoftの署名をもったコードしか実行できなくなる。

Arch Linuxのインストール
isoファイルからイメージディスクを作成
https://www.archlinux.org/download/にあがっているミラーサイトから、archlinux-2015.02.01-dual.isoをダウンロードし、イメージディスクとして書き込む。Linuxの書き込みソフトのbraseroを使えば、イメージディスクを作成できる。braseroを使う場合は、「イメージの書き込み」から、「書き込むディスクイメージの選択」でダウンロードしたarchlinux-2015.02.01-dual.isoを選んで、書き込む。これでインストールメディアが出来上がる。




2014年2月20日木曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・基本設定カスタマイズ編) | OSとGNOMEをインストールした後のカスタマイズと基本設定

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GNOMEのカスタマイズ
OSインストール編と、デスクトップ環境・日本語環境編が終わったら、デスクトップ環境などのカスタマイズをする。
GNOMEのカスタマイズには、GNOME Tweak Toolが必須なので、pacmanからインストールする。
# pacman -S gnome-tweak-tool

アクティビティから起動。


テーマの変更
以前は、Adwaita-X darkをテーマとして使っていたが、Tweak Toolからテーマとして読み込もうとしたが、ファイルが開けず失敗。ファイルを~/.themes以下に置く方法も試したが、テーマとして認識できず失敗。結局、~/ .local/share/themes/にテーマの入ったディレクトリを置けば良いことが判明。

$ cp -r Adwaita-X-dark ~/.local/share/themes/

2014年2月18日火曜日

Arch Linux インストール (デスクトップ環境・日本語化編) | X, GNOME, GUI環境, 日本語フォント, 日本語入力, 日本語環境の設定

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ユーザーの作成など
ユーザー設定。"username"は適宜変更。
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash "username"
# passwd "username"

visudoをして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントアウトを解除する。
# visudo

...
## Uncomment to allow members of group wheel to execute any command
%wheel ALL=(ALL) ALL ←先頭の#を削除する。
...


sudoのあとに続けるコマンドのタブ補完を、有効にする。これがないと、sudoの後に打つコマンドがタブ補完されない。~/.bashrcに以下を記入。
$ vim ~/.bashrc

complete -cf sudo ←適当な行に追加。

時刻合わせの設定をする。設定の方法はArch Linuxで時刻同期 | NTP, systemd-timesyncdを参照する。

2014年2月16日日曜日

Arch Linux インストール (OSインストール編) | BIOS, MBR, GRUB, 2014.02.01でインストール

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OSインストール編の最新記事はこちら(2015/2/6)。

はじめに
Arch Linux x86_64をBIOS起動でインストールする。ブートローダはGRUBを使い、パーティショニングはMBRで行う。

インストールするPCの環境は、
MB: ASUS P8Z77-M PRO, (UEFI BIOSのVersion 0801)
CPU: Intel i7-3770S
SSD: Crucial m4 CT512M4SSD2

*現在はUEFIでの起動は使っていない。GRUBや Gummibootを使ってUEFI起動には成功したものの、インストール後のSSDを別のSSDに繋ぎ変えたところ、OSが起動できなくなった。以下の手順で、UEFIで起動できなくなる現象が発生する。
Arch Linuxインストール直後のSSDをつないでいたSATAポートに、別のOSが入っているSSDをつないで起動
-> Arch Linuxインストール直後のSDDに繋ぎ戻して、Arch LinuxをUEFI起動を試みる
-> OSが検出されず起動失敗

UEFI起動にしたらかと言って特に起動時間が短くなったと感じるわけでもなかった(そもそもSSDからのArch Linuxの起動は速いから、ストレスを感じたことはない)。UEFI起動をするためのインストールは多少手間がかかることもあるので、Linux初心者であればレガシーなBIOSモードがオススメな気がする。 以下の手順はBIOS起動をするためのインストール手順。

Arch Linux インストール (OSインストール編) | UEFI, GPT, Gummiboot, 2014.02.01でインストール

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OSインストール編の最新記事はこちら(2015/2/6)。

はじめに
Arch Linux x86_64をUEFIでインストールする。ブートローダはGummibootを使い、パーティショニングはGPTで行う。

インストールするPCの環境は、
MB: ASUS P8Z77-M PRO, (UEFI BIOSのVersion 0801)
CPU: Intel i7-3770S
SSD: Crucial m4 CT512M4SSD2

*現在はUEFIでの起動は使っていない。GRUBや Gummibootを使ってUEFI起動には成功したものの、インストール後のSSDを別のSSDに繋ぎ変えたところ、OSが起動できなくなった。以下の手順で、UEFIで起動できなくなる現象が発生する。
Arch Linuxインストール直後のSSDをつないでいたSATAポートに、別のOSが入っているSSDをつないで起動
-> Arch Linuxインストール直後のSDDに繋ぎ戻して、Arch LinuxをUEFI起動を試みる
-> OSが検出されず起動失敗

以下の手順を踏めば、SSDの繋ぎ変えさえしなければ、とりあえず問題なく使えるはず。

2014年2月15日土曜日

Arch Linux インストール (OSインストール編) | UEFI, GPT, GRUB, 2014.02.01でインストール

インストール関連記事
インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

OSインストール編の最新記事はこちら(2015/2/6)。

はじめに
Arch Linux x86_64をUEFIでインストールする。ブートローダはGRUBを使い、パーティショニングはGPTで行う。

インストールするPCの環境は、
MB: ASUS P8Z77-M PRO, (UEFI BIOSのVersion 0801)
CPU: Intel i7-3770S
SSD: Crucial m4 CT512M4SSD2

*現在はUEFIでの起動は使っていない。GRUBや Gummibootを使ってUEFI起動には成功したものの、インストール後のSSDを別のSSDに繋ぎ変えたところ、OSが起動できなくなった。以下の手順で、UEFIで起動できなくなる現象が発生する。
Arch Linuxインストール直後のSSDをつないでいたSATAポートに、別のOSが入っているSSDをつないで起動
-> Arch Linuxインストール直後のSDDに繋ぎ戻して、Arch LinuxをUEFI起動を試みる
-> OSが検出されず起動失敗

以下の手順を踏めば、SSDの繋ぎ変えさえしなければ、とりあえず問題なく使えるはず。