2019年10月21日月曜日

Arch LinuxでQt 4.xをアンインストールする

Arch LinuxでQt 4.xをアンインストール
少し前になるが、Qt 4.xのパッケージがAURに移動された。Qt 5.xが開発されたため、Qt 4.xを必要とするパッケージはほとんど無いためアンインストールすることにした。

Qt 4.xをアンインストールすることにした経緯について説明しておく。以前、AURパッケージをアップデートした時に、異様に時間がかかることに気が付き、この原因となっているのがQt 4.xのアップデートであることに気がついた。
(AURのパッケージをインストールしたりアップデートしたりすると、多くのパッケージがソースからビルドするようになっている。したがって、Qtパッケージのような巨大なパッケージだと、アップデートにとても時間がかかる。)

AURパッケージのアップデートで、毎回こんなに時間を取られてしまうと、面倒なのでいっそのことQt 4.xパッケージをアンインストールすることにした。この記事では、Qt 4.xのアンインストール方法についてまとめておく。


Arch Linuxをインストールする時の必須パッケージとして、新たにbaseパッケージが導入

Arch Linuxをインストールする時の必須パッケージとして、baseパッケージが導入された
最近、Arch LinuxのCoreリポジトリに「baseパッケージ」が導入された。Arch Linuxをインストールする際に、ほとんどの人が「base」をインストールしていると思う。

しかし、今回新たにリポジトリに登録された「baseパッケージ」と、2019年10月5日以前にインストールされた「base」は中身が異なっている。

今回の「base」の変更に伴い、色々と注意すべき点があるので、その注意点についてまとめておく。