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2017年5月4日木曜日

Linux上でWindows XPを使う

仮想マシンインストール関連記事
仮想環境の関連記事は、「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページにまとてあります。Windows 10等の新しいOSをゲストOSとしてインストールする場合は、この記事ではなく「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページを参照してください。

Linuxマシン上でWindowsを使う
Linux上に仮想マシンを作成し、仮想マシンにWindowsをインストールすれば、Linuxマシン上でWindowsを使うことができるようになります。

ここでは、Linux上に仮想マシンを作成し、Windowsをインストールする方法を、以下のステップに分けて解説しています。仮想環境の比較も行っているので、用途に合わせた仮想環境の選択ができます。

  • ステップ1 | 仮想環境の構築とゲストOSのインストール
  • ステップ2 | Windwosのアップデート(Windows XP使用)
  • ステップ3 | ホストOSとゲストOSでフォルダ共有

2016年6月18日土曜日

Linux上でiPhoneのiOSをアップデートする(iOS 9.3.1 -> iOS 9.3.2)

iPhone, iTuens関連記事
Linux上でiTunes, iPhoneを使う方法についての関連記事は、「LinuxでiPhoneを管理する」にまとめてあります。以下の手順に進む前に、Linux上での仮想マシンのインストールや、仮想マシン上へのiTunesのインストールが必要になるので、参考にしてください。

注意
この記事ではLinux上でiOS 9.3.1からiOS 9.3.2へiOSをアップデートする方法を解説するが、iOSのアップデートに失敗すると、iPhoneがリカバリーモードで固まってしまい使えなくなる。リカバリーモードからの回復もLinux上のiTunesで可能であるが(「iOSアップデートに失敗したiPhoneを復元する方法」)、失敗の可能性もあることを踏まえた上で、参考にして下さい。

2016年5月15日日曜日

Linux上のiTunesにiPhoneを接続する(Windows XP使用)

Windowsのバージョンについて
仮想マシンのゲストOSとして、Windows 10等の新しいバージョンを使用する場合は、「Linux上のiTunesにiPhoneを接続する(Windows 10使用) | 普段使いのArch Linux」のページを、参照してください。

iTunes, iPhone関連記事
Linux上でiTunes, iPhoneを使う方法についての関連記事は、「LinuxでiPhoneを管理する」にまとめてあります。以下の手順に進む前の、参考にしてください。

iPhoneの接続
KVM/QEMU仮想マシン上にiTunesをインストールしたら、iPhoneを接続する。iPhoneを接続するためには、virt-manager上にiPhoneをUSBデバイスとして登録し、iPhoneおよびiTunes上両方で接続の許可を行う必要がある。その方法について、まとめておく。

まず、virt-managerを起動していない状態で、PCにiPhoneを接続する。次に、virt-managerを起動する。virt-managerが起動したら、起動する仮想マシンを青く選択した状態で、「開く」をクリック。



2016年5月7日土曜日

Linux上でiTunesを使う(Windows XP使用)

Windowsのバージョンについて
仮想マシンのゲストOSとして、Windows 10等の新しいバージョンを使用する場合は、「Linux上でiTunesを使う(Windows 10使用) | 普段使いのArch Linux」のページを、参照してください。

Linux上でiTunesを使う
Linuxをメインで使っていると、iTunesが使えないためiPhoneの管理で困る。iTunesを使えないと、iPhoneのバックアップや音楽の転送ができない。

WineなどのソフトウェアのエミュレーターでiTunesを使うことは、現状まだ難しい。また、RhythmboxなどのOSS音楽プレイヤーに、iPhoneの管理機能がついたりしているが十分ではない。したがって、WindowsやMac環境を用意しなければいけなくなる。WindowsやMac環境を用意するには、次の3つの方法がある。
  1. WindowsまたはMac OSをインストールした、2台目のPCを用意する
  2. 1つのPCで、WindowsまたはMac OSをLinuxとデュアルブートできるようにする
  3. Linux上に仮想マシンを作成し、WindowsまたはMac OSを仮想マシンにインストールする
Linux環境をメインで使っているので、手間とコストのことを考えると、仮想マシンを使う3の方法で済ませたい。試行錯誤はしたが、Linux上の仮想マシンにWindowsをインストールして、iTunesを使えるようになったので、その方法をまとめておく。

virt-managerをroot以外の一般ユーザーで使う

virt-managerを一般ユーザーで使う
virt-manager(QEMU/KVM仮想マシン)はデフォルトで、QEMUハイパーバイザに「システム接続」しリソースへのアクセス権を取得する。rootで「システム接続」することが一般的だが、仮想サーバーとして使うわけでもないので、一般ユーザーで運用したい。 というわけで、virt-managerを一般ユーザーで運用する方法をまとめた。

一般ユーザーでのqemu-systemの権限エラー
virt-managerはデフォルトでは、一般ユーザーでイメージディスクの作成等ができない。一般ユーザーからゲストOSのインストールを行おうとすると、以下のようなPermission deniedのエラーが出る。
インストールを完了できません: '内部エラー: process exited while connecting to monitor: 2016-05-05T08:57:02.803493Z
qemu-system-x86_64: -drive file=/var/lib/libvirt/images/winxp.raw,format=raw,if=none,id=drive-ide0-0-0:
Could not open '/var/lib/libvirt/images/winxp.raw': Permission denied'


2016年5月6日金曜日

LinuxホストとWindows仮想マシン間でフォルダ共有

LinuxホストとWindowsゲスト間でフォルダ共有
仮想マシン上のゲストOSとホストOS間で、フォルダを共有する方法をまとめておく。構成は以下のとおり。
  • ホストOS:Arch Linux x86_64
  • ゲストOS:Windows XP Home Edition SP3
  • 仮想環境:QEMU/KVM
  • 共有サーバー:Samba 4.4.2-1
仮想環境はQEMU/KVMで行ったが、VirtualBox等の環境を用いても手順は同じになる。

2016年2月29日月曜日

virt-managerを使ってQEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール

QEMU/KVM仮想マシンにWindowsをインストール
仮想マシンインストール関連記事
仮想環境の関連記事は、「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページにまとてあります。

はじめに
virt-managerを使って新規に仮想マシンを作ったので、その方法を記事にしておく。ここでは、「QEMU/KVM, libvirtのインストールと設定」に従って作成したQEMU/KVM仮想環境に、Windowsをインストールした。一般ユーザーのホームディレクトリにイメージディスクを作成し、ネットワーク接続はデフォルトのNAT/DHCPを使ってインストールした。

環境
  • 仮想環境: QEMU/KVM
  • GUIツール: virt-manager
  • ゲストOS: Windows XP Home Edition
  • ホストOS: Arch Linux x86_64
virt-managerを使っていれば、ホストOSのディストリビューションに関係なく手順は同じになる。

2016年2月28日日曜日

QEMU/KVM, libvirtのインストールと設定

QEMU/KVMとlibvirtのインストール
仮想マシンインストール関連記事
仮想環境の関連記事は、「Linuxマシン上でWindowsを使う」のページにまとてあります。

はじめに
Linux環境にQEMU/KVMをインストールして仮想マシンを使えるようにしたので、方法をまとめておく。QEMU/KVMのGUIフロントエンドとしては、virt-managerを使用する。QEMU/KVM環境は「Guest Support Status - KVM」のページに書いてあるように、非常に多くのOSをサポートしている。

インストールと設定に移る前に、仮想マシンを実行する上で必要となる機能ついてまとめておく。
  • KVM: Kernel-based Virtual Machineの略。Linuxカーネルに搭載されている、仮想化を支援する機能(モジュール)。このモジュールは、バージョン2.6.20以降のLinuxカーネルに実装されている。KVMはモジュールでしかないので、KVM単体では機能しない。KVMの機能を実際使うためには、QEMUのようなエミュレータが必要になる。
  • QEMU: プロセッサー、及びネットワークデバイスやビデオデバイスなどのサブシステムをエミュレートするエミュレータ。
  • libvirt: 仮想化されたストレージや、ネットワークデバイスなどの管理、制御を担うライブラリ(API)。Xen, VirtualBox, VMwareなどをサポートしている。
  • virt-manager: 仮想マシンを管理するためのGUIフロントエンド。Xen、KVM、QEMUなどの仮想化システムに対応している。Windowsなどの、GUIモードでしかインストールできないOSで仮想マシンを作るには、必須となる。