2018年2月25日日曜日

iPhoneでANAのスキップサービスが使えない時の対処法

Apple Payを登録したら、iPhoneでANAのスキップサービスが使えない?
iPhoneのApple Payにクレジットカードを登録した後、ANAのスキップサービスが使えなくなっていた。Apple Payを登録する前は普通に使えていたが、Apple Payを登録したiPhoneで、空港の手荷物検査場を通過しようとしたら、エラーが出て検査場を通過できなくなっていた。手荷物検査場のバーコードリーダーに2次元バーコードをかざしても、エラーが出てしまう。

その時は、グラウンドスタッフの人に紙の搭乗券を発行してもらって、その搭乗券を使ったら検査場は通過できなたので、難を逃れることができた。ちなみに、この時ANAのマイレージカードの番号(お客様番号)を聞かれたので、飛行機に乗るときはANAのマイレージカードを携帯しておいたほうが良い。番号が分かれば良いので、iPhoneにメモしておくだけでも問題ない。


その後色々調べてみたら、Apple Payを登録したiPhoneでスキップサービスを使うためには、注意しなければいけないポイントがあることが分かった。その内容を、この記事にまとめておく。


2018年2月18日日曜日

xorgprotoへのアップデートで、error: failed to prepare transaction (could not satisfy dependencies)のエラー

xorgprotoへのアップデートで依存関係のエラー
pacmanからパッケージのアップデートを行ったら、以下のようなエラーが発生した。

# pacman -Syu

:: Synchronizing package databases...
 core is up to date
 extra is up to date
 community is up to date
 archlinuxfr is up to date
:: Starting full system upgrade...
:: Replace compositeproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace damageproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
warning: firefox: ignoring package upgrade (56.0.1-1 => 58.0.2-1)
warning: firefox-i18n-ja: ignoring package upgrade (56.0.1-1 => 58.0.2-1)
:: Replace fixesproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace fontsproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace inputproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace kbproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace randrproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace recordproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace renderproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace scrnsaverproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace videoproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace xextproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace xf86vidmodeproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace xineramaproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
:: Replace xproto with extra/xorgproto? [Y/n] y
resolving dependencies...
looking for conflicting packages...
error: failed to prepare transaction (could not satisfy dependencies)
:: libxfont: removing fontsproto breaks dependency 'fontsproto>=2.1.3'


UEFIモードでWindows 10とUbuntuをデュアルブートする方法

UEFIモードでWindows 10とUbuntuをデュアルブートする
UEFIモードで、Windows10とUbuntuを1つのディスクにインストールして、デュアルブートする方法の解説記事です。UEFIモードでWindows 10とUbuntuをデュアルブートするためには、使用しているUEFI BIOSの設定やGPTパーティショニング、ハードウェアの対応の確認など、やらなければならないのでよく注意して読んで下さい。

インストールは以下の手順で行う。


Windows 10とUbuntuのインストール構成は、以下の通り。ブートローダーはUbuntuのブートローダ(GRUB)を使う。

  • Windows 10: Windows 10(64ビット、DVDインストーラー)
  • Ubuntu: Ubuntu 16.04 LTS(64ビット、Ubuntu Desktop 日本語 Remix)
  • Ubuntu イメージファイル: ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso
  • インストールモード: UEFIモード
  • パーティショニング: GPTパーティショニング
  • Windows 10 ストレージフォーマット: NTFS(Cドライブ)
  • Ubuntu ストレージフォーマット: Ext4(ルートディレクトリ)
  • ネットワーク接続: DHCP(LANケーブル接続)
  • ブートローダ: GRUB


2018年2月17日土曜日

UEFIモードでUbuntuをインストールする方法(Ubuntu 16.04 LTS)

UEFIモードでUbuntuをインストール
UEFIモードで、Ubuntuをインストールする方法の解説記事です。UEFIモードでUbuntuをブートするためには、使用しているUEFI BIOSの設定やGPTパーティショニング、ハードウェアの対応の確認など、やらなければならないのでよく注意して読んで下さい。

今回は、以下の構成でUbuntuをインストールする。道のりは少し長いが、記事に従ってインストールすれば、UEFIモードでUbuntuをブートできるようになる。

  • OS: Ubuntu 16.04 LTS(Ubuntu Desktop 日本語 Remix)
  • イメージファイル: ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso
  • インストールメディア: DVD
  • インストールモード: UEFIモード
  • パーティショニング: GPTパーティショニング
  • ストレージフォーマット: ext4(ルートディレクトリ)
  • ネットワーク接続: DHCP(LANケーブル接続)
  • ブートローダ: GRUB


2018年2月12日月曜日

Linuxおすすめデスクトップ環境人気ランキング

おすすめのLinuxデスクトップ環境は?
デスクトップ環境選びは、Linuxの使い勝手を決めるためとても重要。デスクトップ環境には、色んな種類があってどれが人気なのかいまいち分からない人も多いと思う。

この記事では、どのデスクトップ環境が人気なのか、Googleの検索数を基準にして調べてみた。やはり、検索数が多いほどユーザー数が多かったり話題に上がったりするため、デスクトップ環境としては人気が高くなっている。

取り急ぎ、人気ランキングを紹介します
ちょっと記事が長くなってしまったので、今回調べた人気ランキングをまず紹介しておく。ここ最近1年間(2017年2月〜2018年1月)の日本国内でのデスクトップ環境の人気ランキングは、以下の順位に。

順位 デスクトップ環境 検索数の割合 [%]
1 GNOME 42
2 MATE 21
3 KDE 16
4 Xfce 12
5 LXDE 9
(※Googleでの検索数を基準。UnityとCinnamonは除く。)

2018年2月11日日曜日

Linuxおすすめディストリビューション人気ランキング

人気のLinuxは?Linuxは何を選んだらよいか?
Linuxを使い始める時、誰もが「おすすめのLinuxディストリビューションは?」、「どのLinuxディストリビューションを選べばいいの?」と迷うと思う。また、Linuxを使い続けてLinux初心者でなくなったとしても、「最近の人気のLinuxディストリビューションは?」とか、「より使いやすいLinuxディストリビューションは?」って気になったりする。

したがって、Linuxディストリビューションの人気の動向は、Linuxを使ってみたい人、Linuxを使っている人、みんなの関心事。この記事では、「どのLinuxディストリビューションが人気があるのか?」についてまとめてみた。

取り急ぎ、ディストリビューション人気ランキングを紹介します
ちょっと記事が長くなってしまったので、今回調べた人気ランキングをまず紹介しておく。ここ最近1年間(2017年2月〜2018年1月)のLinuxディストリビューションの人気ランキングは、以下の順位に。

やはり「デスクトップPC用途ならUbuntu、サーバー用途ならCentOS」という、王道の選択基準が反映されている結果だと思う。Linux初心者の方が、ディストリビューションを選ぶのであればこの基準に従えば間違いない。Web上での情報量等とも、リンクしている結果だと思う。

順位 ディストリビューション(全世界) ディストリビューション(日本国内)
1 Ubuntu (63) Ubuntu (57)
2 CentOS (14) CentOS (32)
3 Debian (12) Debian (7)
4 Fedora (6) Fedora (3), Linux Mint (3)
5 Linux Mint (5)
(※Googleでの検索数を基準。カッコ内の数字は、検索数の割合[%]。)

2018年2月4日日曜日

iPhoneのSuicaにクレジットカードからチャージする方法

iPhoneのSuicaにクレジットカードからチャージする
iPhone 7以降のモデルでは、iPhoneにSuicaを登録して電子マネーが使えるようになっている。iPhoneにSuicaを登録すれば、支払いやチャージを含めすべてiPhone上で、できるようになるので非常に便利。

この記事では、iPhoneに登録したSuicaにクレジットカードからチャージする方法を解説する。


SuicaアプリからiPhoneにSuicaを登録する

iPhoneにSuicaを登録
iPhoneにSuicaを登録すると、日本全国どこでも電子マネーを使えるようになる。登録するのはSuicaになるが、日本全国の駅、コンビニ、自販機で「ピッとする改札、機械」がある場所ならiPhoneにチャージした電子マネーを使うことができる。

iPhoneでSuicaを使うために必要なもの
iPhoneでSuicaを使うために、必要なものをまとめておく。必要なものと言っても、以下の2つだけ。Suicaのカードが無くても、Suicaアプリからアプリ上で発行ができるため、Suicaカードは無くても問題ない。Suicaへの初回チャージは必要だが、手数料等はかからない。

  • iPhone:モデルは7以降が必要。iPhone 7 (plus)、iPhone 8 (plus)、iPhone Xで使える。
  • クレジットカード:Suicaにチャージする時に必要。現金チャージもできるが、Suicaのカードがない場合は、初回チャージするために必要になる。


Windows XPとVistaで、iPhone 8とiPhone Xが使えない

Windows XPとVistaで、iPhone 8とiPhone Xが使えない?
最近は少なくなっていると思うが、Windows XPとVistaを使い続けている人も残っていると思う。しかし、Windows XPとVistaでは、iPhone 8とiPhone Xは使えない(iPhone 8 plusも同様)。そもそも、iPhone 7からWindows XPとVistaは使えなくなっている。

Windows XPとVIstaでiPhone 8とiPhone Xが使えなくなっている原因は、iPhone 8とiPhone Xが、Windows 7以降のWindowsにしか対応していないためである。したがって、iPhone 8とiPhone XをWindowsで使いたい場合は、Windows 7や8、10を購入するしかない。

このようにWindows XPとVistaでiPhone 8とiPhone Xが使えなくなっているのは、Windows XPとVistaで使えるiTunesのバージョンが古いため。以前から、Windows XPとVista向けのiTuensはバージョンiTunes 12.1.3でアップデートが停止されており、それ以上のバージョンのiTunesにアップデートできないようになっている。


2018年2月3日土曜日

CUPSのアップデートでヘルパーのユーザとグループが変更

CUPSヘルパーのユーザとグループが変更
CUPS 2.2.6-2以降で、CUPSヘルパーが使うユーザとグループが変更になった。これまで、ユーザはdaemon、グループはlpが使われてきたが、CUPS 2.2.6-2以降ではユーザ、グループともにcupsが使われるようになった。

CUPS 2.2.6-2のビルドファイルには、以下のように書かれている。
...
+ # use fixed cups user (id 209) since systemd adds "lp" group without a fixed id
...
-     --with-cups-user=daemon \
-     --with-cups-group=lp \
+     --with-cups-user=209 \
+     --with-cups-group=209 \
...