2015年2月8日日曜日

Arch Linux インストール(OSインストール編)| UEFI, GPT, XFS, archlinux-2015.02.01-dual.isoでインストール

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インストール関連記事はArch Linuxインストールのページにまとめてあります。それぞれ好みのインストールモードに合わせて参照してください。

はじめに
2014年にインストールした頃と微妙に変わっているところがある。大きな変更は、インストールメディアからArch Linuxを立ち上げるときに、UEFIモードではセキュアブートで立ち上げるようになっている。そのため、インストール前に新たな作業が加わっている。あと、Intel CPUのucodeのあたりも変わっている。

今回のインストールは、UEFIで行う。前回2014年に行った時は、UEFIモードでインストールはできたがその後のブートディスクのつなぎ変えでOSを起動できなくなった。そのため、UEFIでインストールしたArch Linuxの使用は諦めていた。

今回、いじってみたらUEFIで起動できなくなっていた原因がわかったので、まとめておく。UEFIモードの起動にはUEFI BIOSの設定が必要だが、使っているマザーボードに依存するので、Arch Wikiに詳しい設定が載ってなく苦労した。

UEFIモードとは
UEFIはBIOSの代替で、最近のマザーボードはBIOSの代わりにUEFIが入っている。UEFI BIOSとも呼ぶ。セキュアブートが可能になったりして、BIOSより高機能なファームウェアになっている。基本的にBIOSモードよりUEFIモードのほうが、高速で起動できるらしい。Arch Linuxの場合、BIOSモードでも起動時間が短いので、UEFIモードにしたからといって起動が早くなったとはあまり感じないが。

セキュアブートとは
ブートローダなどが、OSが起動する前にマルウェアを起動してしまうことなどを防ぐ仕組み。UEFIにおいてセキュアブートが有効になっていると、Microsoftの署名をもったコードしか実行できなくなる。

Arch Linuxのインストール
isoファイルからイメージディスクを作成
https://www.archlinux.org/download/にあがっているミラーサイトから、archlinux-2015.02.01-dual.isoをダウンロードし、イメージディスクとして書き込む。Linuxの書き込みソフトのbraseroを使えば、イメージディスクを作成できる。braseroを使う場合は、「イメージの書き込み」から、「書き込むディスクイメージの選択」でダウンロードしたarchlinux-2015.02.01-dual.isoを選んで、書き込む。これでインストールメディアが出来上がる。